ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2017.5.20 02:57メディア

ウルトラ御用新聞・産経の劣化ぶり


産経新聞が「ウルトラ御用新聞」と化して、「共謀罪」を

テロ準備罪と言い張り、一般人は監視対象にならないか

のような印象操作をしている。

世間知らずというか、警察知らずというか、ウブなネンネ

じゃあるまいし、カマトトぶってるのか?

 

譲位特例法案を一代限りじゃなく、「恒久法」のようにも

読めると批判し、「眞子さまの慶事を政治利用するな」と

女性宮家創設を主張する民進党を脅している。

まるで戦前軍部の「不敬であるぞ!」の言論封じだ。

やり口がひたすらアナクロで、言論封殺が好きなところが、

森友学園「アッキード事件」を引き起こした劣化保守の

体質そのまんまだ。

 

さらに加計学園は「総理の意向」ではなく、官僚が勝手に

忖度しただけだと言い張っている。

安倍政権を守るために、事実を直視しないその態度も、

戦前軍部の体質とよく似ていて、アナクロニズムである。

 

劣化保守政権と劣化御用新聞、こんなものに感化される

連中がいるんだから、おったまげる。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ